各国の主要都市には日本のメディアの特派員が常駐しています。彼らは多国間交渉や政府の動き・紛争などの政治的ニュースや、海外市場・金利の動向、企業トップのインタビューといった経済ニュースを日本に届ける役割を果たしています。もし、海外の事案であれば、海外特派員にその内容を送って外電で記事を入れてもらう手もあります。これらの記事は国際面に掲載され、普段なかなか載らない一般紙にも掲載される傾向にあります。同じニュースでも外電で入れてもらうと載ることが多いのです。
日本外国特派員協会は、日本に派遣されている外国報道機関のジャーナリストの所属する団体で、通称外国人記者クラブと呼ばれます。通常、最初の一言を英語で言う習慣があります。
プレスリリースの配信サービス(ワイヤーサービス)を提供する広報通信社である「共同通信PRワイヤー」を使用するのも効率の良い広報かもしれません。海外へも短時間で送ることができます。また、国内の主要メディアだけでも何百にのぼり、配信作業も大変になります。作業をスリム化するために、このような配信サービスを使うこともあります。