先に触れたように「記者がいるところ」がよいでしょう。地方の機会メーカーの発表も、都内や都市に出向いてすることが多いです。
ホテルや貸しホール・イベント会場を選べばよいでしょう。
① 出入り口の確認
記者会見中の人の出入りを考慮して、出入り口の場所を確認しましょう。また、受付場所も、大きな会見の場合は、広いスペースが必要となります。この点も見逃さないようにしましょう。また、部屋や出入り口の導線も確認したい。会見直前に来場者は集中するものです。受け付けテーブルの場所、机の配置、テレビが入るなら、そのクルーの場所など決めておきましょう。さらに、ネガティブな会見の場合、「ぶらさがり」といって、社長など発表者が堆積する際にも、記者は追いかけて質問を投げかけてきます。そのようなことも想定して、もし、対応したくない場合は、出入り口の導線に注意しましょう。関係者だけの出入り口を準備するのもよいでしょう。ただし、その場合は、会場選びに気をつけなければなりません。
② 会場の照明を確認しましょう。照明の調節をどこで行うか、プロジェクターなどを使用して説明するときに、記者の手元が真っ暗ではメモもとれません。しかし、暗くないとスクリーンが見えません。明るさのバランスをとる必要があります。
③ マイクは、司会者と演台に各一本、質問者用にワイヤレスを2本、回答用に一本は用意しよう。
④ 同時通訳が入る場合は、発表者の口元が見やすく、控えめな場所が良いでしょう。下見で確認しましょう。
⑤ テレビのクルーが来るときは、三脚を乗せる台と、「PAの口※」を用意してもらいましょう。
※ PAの口(音響拡声装置のこと。マイクの音声をダイレクトにとることができます
日本経団連会員(それに順ずる資格)であれば、経団連会館(大手町)が使えますし、外資系企業によく利用されるのが、日本外国特派員クラブ(有楽町)です。どちらも会員ならば、リーズナブルで便利です。レベル21(日比谷)は、東京會舘の貸しスペースで、宴(大手町)は、パレスホテルが経営する貸しスペースです。いずれも、ホテルよりもリーズナブルでしょう。
経団連会館(大手町) | 03-5204-1500 |
日本外国特派員クラブ(有楽町) | 03-3211-3161 |
レベル21(日比谷) | 03-5255-1515 |
宴(大手町) | 03-3217-0779 |
▼ 皇居周辺
帝国ホテル(日比谷) | 03-3504-1111 |
パレスホテル(大手町) | 03-3211-5211 |
八重洲富士屋ホテル(東京駅) | 03-3273-2111 |
ホテルオークラ(虎ノ門) | 03-3582-0111 |
▼ 新宿~品川辺
ホテルニューオータニ(赤坂見附) | 03-3265-1111 |
赤坂プリンスホテル(赤坂見附) | 03-3234-1111 |
パークハイアット東京(西新宿) | 03-5322-1234 |
グランドハイアット東京(六本木) | 03-4333-8886 |
フォーシーズンズホテル椿山荘東京 | 03-3943-2222 |
ウェスティンホテル東京(恵比寿) | 03-5423-7000 |
新高輪プリンスホテル(品川高輪) | 03-34442-1111 |