企業の広報にとって、社名の認知度アップや、企業のロゴを知ってもらうための活動もまた、重要な職務の一つになります。そこで、より多くのメディア(とくにテレビなどの大型メディア)をひきつけ、取材したい、報道したい、と思わせるヒントを紹介します。テレビなどのメディアは、企業カラーの強いイベントをあまり報道したがりません。そのため、企業カラーを押さえたニュースになりやすいイベントの開催がポイントとなります。
まずは、有名人を呼ぶことです。企業主催・共催のイベントに有名人を呼ぶことは、とくにテレビなどのメディアを招待する際には大変有効です。タレントなどのスケジュールを押さえることが難しかったり、予算的な問題などクリアしなければならないこともありますが、イベントの審査員や、イメージキャラクターなど、話題の人を起用すれば、テレビや週刊誌、スポーツ新聞などが取材に来る可能性は高くなります。
たとえば、写真コンテストやエッセイコンテストモニターキャンペーンなどの公募イベントに、セレブリティを審査員に起用し、トークショーなども併せて開きます。授賞式そのものが、テレビや新聞での露出につながるでしょう。また、公募イベントは比較的他のイベント開催とくらべて低コストで実現できるだけでなく、募集開始時期、結果発表時期など複数回の露出が期待できます。このようなイベント自体も記事にもりこまれるように、テーマや企業のイメージに合った人選をしましょう。また、子どもや動物を起用するのも、インパクトがあって報道されやすいでしょう