記者会見フロー

全体のスケジュール

「記者会見が決まったら」

記者会見を開くことが決まったら、日程を決めましょう。記者会見までは、どんなに最低でも3週間、出来れば4週間ほどの準備期間を設けておきましょう。2週間の準備期間しかないならば、その記者会見は既に失敗するリスクを大きく孕んでいます。なぜならば、記者への招待状のFAXを2週間前にはしなければなりません。それを考慮すると、4週間前には準備を始めたいものです。

■記者会見4週間前からの活動フロー(PDFで開きます)

「候補日を決めたら」

会場、人数、内容を決定しましょう。会場は記者が集まりやすい場所、人数は“4~50人ほどのスクール形式の記者会見”というように、招待する記者の数なども考慮して決定しましょう。また、人数と内容が仮のものでも決定していないと会場選びに時間がかかってしまいます。無駄な手間を省くためにも、人数と内容は早急に決定しましょう。内容は、「食品メーカーの記者会見」というように、貸し会場を申し込むときに伝えると、同業他社のイベントなどが予定されていないか、教えてくれます。

「会場下見とリハーサル」

会場に下見やリハーサルは、必ず行いましょう。会場の下見の際は、必ずその部屋を見ておくことが大切です。会場の雰囲気が、発表内容と合致しているか。ホテルなどで会見をする際に、発表内容と部屋の雰囲気に齟齬がないか確認しましょう。良い発表でないにもかかわらず、絢爛豪華な部屋はそぐわないものです。特別なプレゼンテーションがないシンプルな会見や小規模会見ならば、リハーサルは当日の早朝に行います。

当日のスケジュール

「発表日や曜日」

時間や曜日は、記者が集まりやすい時間、新聞などの原稿の締め切りなどを考慮すると、時間は、午前11時か、午後1~2時に開始するのがいいでしょう。会見の候補日は、週のなるべく早い日を選びましょう。

「当日の進行」

当日の進行表を作成するためにも、一般的な流れを確認しましょう(午前11時開始の場合です)。

8:00 スタッフ入り・セッティング開始 会場レイアウト・プロジェクター・照明などの確認。
8:30 テクニカル・ランスルー 発表者のスピーチ以外を本番どおりに練習しよう。
9:00 発表者入り・会場チェック  
9:10 打ち合わせ 広報からの直前の説明をする。記者の出席状況や出そうな質問や回答の注意点などのおさらい
9:30 会見練習 発表者に会場で練習してもらおう。
10:00 受付開始  
10:30 ドアオープン・ビデオ上映 待ち時間に会社や製品の紹介ビデオを流す。
10:58 登壇者入場  
11:00 ドアクローズと司会者挨拶  
11:01 登壇者紹介 名前をよばれた者は軽く一礼する。
11:02 当日のスケジュール紹介 終了時刻など事前に説明しよう。
11:03 プレスキット内容確認、通訳レシーバーの説明とテストなど  
11:05 発表  
11:45 質疑応答  
11:55 質問受付終了予告 「そろそろ時間が来ました」と予告する。
12:00 会見終了 ぶら下がり対応
12:45 撤収  
記者会見の準備(コンテンツ一覧)
  1. 記者会見の基本
  2. 記者会見フロー
  3. 準備するもの
  4. 会場場所と会場セッティング
  5. 当日のスタッフ
  6. マスコミ対応方法
  7. 会見予算組み
記者会見に関するお問い合わせ・お申し込み
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