東京銀座で展開するPR会社メディアブリッジコンサルティング(MBC)では、テレビ、新聞、雑誌、ラジオから、ウェブ媒体にいたるまでの記者会見の企画から開催までをすべてサポートする「記者会見/プレスイベント企画運営サービス」を提供しております。ここでは、MBCのこのサービスを利用していただいた一例として、2008年7月18日に開かれた「株式会社目黒雅叙園」の西欧料理「クラブラウンジ」の報道関係者様向けのレセプションについてご紹介いたします。この目黒雅叙園の記者会見はMBCが企画運営をサポートしたものですので、当社の「記者会見/プレスイベント企画運営サービス」を利用していただいた場合に、どのようなパフォーマンスが期待できるかをご想像いただく一例としてご紹介したいと思います。
今回の株式会社目黒雅叙園の記者会見は、園内のレストラン施設である西欧料理「クラブラウンジ」の2008年7月20日、リニューアル・グランドオープンに先駆け、報道関係者向けに先行お披露目会として開催されたものです。新しく生まれ変わるクラブラウンジは「シンプル×ラグジュアリー」をテーマとして、上質でありながら心地よく食事を楽しめるグローバルブッフェレストランをメインコンセプトにリニューアルが実施されました。特徴として、季節毎に変わる多彩な料理のほか、店内内装の豪華さ、ショーキッチンなどエンターテイメントを充実させた設備に焦点をあてました。PR活動の目標は第一フェーズとして「メディア認知の獲得」となり、報道関係者向け先行お披露目会を実施する運びとなりました。実際に様々なジャンルのメディアを「クラブラウンジ」に招待し、店内でディナービュッフェを試食して頂くこで新しく生まれ変わったクラブラウンジを体感していただこうという試みです。 レストランのようなリアルな商品(サービス)が存在する場合は、実際に現場をご覧頂き、雰囲気を味わっていただくことが最も有効なPR手法となります。発表内容は非常にシンプルでしたが、目黒雅叙園らしい丁寧で、華やかな「おもてなし」を重視したレセプションとなりました。
従来のクラブラウンジはそれまでランチブッフェを中心に大変人気のブッフェレストランでした。競合商業施設(ホテルなど)のリニューアルブームの影響を受け、それぞれが保有する飲食店も新しい形を創造し始めました。目黒雅叙園では、従来持ち続ける伝統と文化を大切にし、さらに良い施設を目指して新しいコンセプトでクラブラウンジを改装することになりました。そこで、目黒雅叙園のトータルPRを請け負うMBCが目黒雅叙園の伝統と文化を損なわない、むしろ伝統と文化も同時にアピールするレセプションパーティーを実施することになりました。半年前から打合せを実施することで、メディアに関心を持って頂ける様々な仕掛けを模索していきました。
こういったレセプションを行う際には、ピーアールポイントを明確にしておく必要があります。例えば、クラブラウンジが生まれ変わった点は大きく分けて3つ存在します。1つめは、クラブラウンジのスペースコンセプトの明確化となり、“シンプル・ラグジュアリー”をテーマに、店内をシャンデリアなど明るい照明にし、店舗外壁には京友禅柄ガラスを使い、目黒雅叙園らしい和みのエッセンスを加え、店内全体の特徴が引き立つような作りにしたことです。2つ目は季節毎に変わる料理の充実化となり、フレンチをベースに積極的に和の素材を取り入れた「ネオジャパネスク&ヘルシー」をコンセプトとして、季節ごとのディナーフェアを実施するなど、お客様を飽きさせない取り組みを実施することです。ランチでは合計54種類、ディナーでは60種類の食材をを用意し様々な組み合わせの料理を提供すると共に、費用とボリュームにおいてもお客様に満足していただけるような価格と質の提供を徹底いました。3つめはエンターテイメント性の充実です。ディナータイムにはフロアスペースにて生ライブステージが出現し、季節毎に変わる料理と合わせて楽しめる空間をつくりました。この開放的なフロアステージの利用方法の一つとしてレセプション当日はハワイアンダンスショーを披露しました。。新しいクラブラウンジの特色を生かしたメディアレセプションは、ご参加いただいた記者・編集者の方々より好評価をいただくことに成功しました。著名人を前面に出して、メディアの注目を集める施策をとることもありますが、目黒雅叙園クラブラウンジ レセプションパーティーでは「シンプル&ラグジュアリーをテーマとした空間と旬の食材をふんだんに使用した料理」の融合を見せることでメディアにアピールすることに成功しました。
記者会見を実施し、成功させる為には、当日より多くのメディアを誘致しなければなりません。昨今、問題視されているリリースによる絨毯爆弾により、リリースのみでのレセプション誘致は非常に困難になることが予測されましたそこでMBCのメディアリレーションズをフルに活用し、情報をメディアの基へしっかりと届けると共に、長年培った人間関係を基に誘致活動を実施しました。。そして参加申込のあったメディアへは出席確認を念入りに行います。継続的なメディアとのコミュニケーションがレセプションを成功へと導く重要な鍵となり、当日には118席用意した座席では足りず、さらに追加席を用意するほど大盛況でした。レセプションパーテーはブッフェ形式で総着席にて実施したため、綿密な座席表を設け、着席後に相席者を紹介する施策をとり、、メディア記者同士、仲良く会食していただく場をご提供することができました。 またレセプションに参加できなかったメディア関係者が多数いらっしゃったため、レセプション後しばらく、実際のお料理を召し上がって頂けるようクラブラウンジへの無料招待を実施しました。「ビュッフェ」というキーワードは女性読者からも支持があるので女性誌、タウン情報誌から多くの取材を獲得することができました。こういったメディアへの心遣いは両者の良好な関係を築く上で重要です。 レセプションに参加したメディア関係者は、必ず記事を書くとは限りません。すぐ掲載記事獲得に繋がらなくても、「クラブラウンジ」のリニューアル特徴を知って頂けていれば、今後の掲載に大きく可能性を残します。例えばクラブラウンジは季節の旬の素材を使った料理が魅力です。後の9月には「秋の味覚」が食べられるランチ・ブッフェレストランとして、日本テレビの「スッキリ!」に紹介され、その他食雑誌、情報誌などに新メニューを紹介されました。MBCはこうしたブランド力を持った企業に対しても、常に企業が発信したい新しいニュースに付加価値を付け、メディアニーズを考慮したPR活動を展開させていただきます。
記者会見はマスコミ記者を呼ぶため、PR対象商品・サービスのポイントを抑えて企画立案することが大切です。小さなインフォメーションだけで終わってしまうような情報でも、記者会見を利用し上手にピーアールポイントを伝え、と店内イメージを想像させる内容作りが出来れば大きな露出獲得も可能となります。クラブラウンジのようにリニューアルの内容を明確にして、メディア露出狙いの企画を立て実施できたことはMBCの記者会見の成功事例の一つとなります。
目黒雅叙園クラブラウンジのレセプションはほんの一例に過ぎませんが、記者会見を成功させるためにはマスコミ記者への対策をはじめ、メディアの特性をしっかりと熟知した対策が必要になることをご理解いただくための事例としてご紹介しました。MBCの提供する「記者会見/プレスイベント企画運営サービス」では、記者会見のプロフェッショナルであるスタッフが、マスコミ記者の誘致から配信情報の対策、および実際の記者会見の会場設定まで、成功する記者会見に必要な要素をしっかりとカバーいたします。無料のご相談およびお見積もりを承っておりますので、どうぞお気軽にご連絡ください。