メディアブリッジコンサルティング( MBC )では、記者会見の企画から運営までトータルでサポートする「記者会見 / プレスイベント企画運営サービス」を提供しております。こちらでは MBC のこのサービスを利用していただいた一例として、 2007 年 7 月に東京・九段にあるグランドパレスホテルにて行われた 大沢樹生 第一回プロデュース作品 『怪談 牡丹燈籠 もっともっと愛されたかった。』 映画製作発表 記者会見についてご紹介します。「記者会見 / プレスイベント企画運営サービス」をご利用いただく際にご参考にしてください。
元光 GENJI のメンバーだった 大沢樹生氏 は、国民的アイドルから実力派俳優へと転向し、 芸能界 20 年目となる節目の年、大沢樹生 第一回プロデュース作品 『怪談 牡丹燈籠 もっともっと愛されたかった。』を初製作・主演を自ら企画。大沢氏は自身で、映画のキャスティングや約 1 億円の資金集めをするなど、この映画製作に意欲を燃やしていました。 大沢樹生氏の初プロデュース作品となる『怪談 牡丹燈籠』は有名人の記者会見というだけあって、 各種報道関係の記者が多数集まり、大変話題性のあるニュースとして注目を集めました。
第一回目の映画プロデュース作品ということで、 大沢樹生 氏の映画に対する熱意は大変なものでした。映画の原作となる「怪談・牡丹灯篭」は、日本の怪談物語としてすでに幾度か映画化されており、大沢氏のプロデュースによる演出が大いに期待されていました。またこの映画の製作協力者として、石原真理子氏原作の映画「ふぞろいな秘密」のプロデューサーを担当した笠原氏が参加しました。こうした記者会見に出席するキャスティングは、記者会見場に記者を呼び込むうえで新聞、スポーツ誌、週刊誌、テレビ局大々的に集めることができ、なおかつ映画 PR のため、話題性を高めることが出来ました。
テレビのワイドショーや芸能ニュースでは、ほぼ毎日どこかで「有名人・著名人」がメインとなって会見の様子が放送されています。 MBC においても、企業から記者会見のお問い合わせを多く頂きますが、記者会見の企画をするうえで多くのメディア関係者を記者会見の現場に足を運んで頂くには「キャスティング」が最も重要になります。
「記者の目に留まる、ニュース」を創っていくためには多少予算を必要としますが、話題性のある有名人・著名人をキャスティングすることを PR 施策として実施します。なぜなら、記者会見場には積極的にメディア記者を誘致しなければ決して集まらないからです。 今回の記者会見では、テレビ局の芸能班、スポーツ誌の芸能記者を誘致することが必須条件でした。芸能・マスコミ関係者は有名人のスクープを常に追い続け、特ダネを狙っています。そこで、「大沢氏自身初となる映画プロデュース」というトピックスを中心にリリースを作成。さらに共同プロデューサーである笠原氏と記者会見に出席し、初映画製作・主演の意気込みを大いに語っていただきました。それに加えて MBC では お付き合いの深い芸能デスクに直接お伺いし、日程の調整をしていただけるように交渉いたしました。その結果、テレビ局 3 局、スポーツ紙 5 社、雑誌社については10社以上もお集まりいただき、多彩な報道露出に成功しました。
大沢樹生氏の記者会見の企画は、大沢樹生氏のネームバリューだけで十分ニュースになりうると判断していました。しかし、それだけでは記者会見の内容にまで報道関係者の興味をひくことは乏しく、記事として小さな取扱いになってしまいます。そこで MBC では、大沢樹生氏は記者会見中、「できるだけ自由に発言してもらう」ことにポイントをおいて提案しました。
通常、会見では簡単な内容を台本上に書き起こしますが、今回の場合は大沢氏に自由にしかもできるだけ挑発的な発言をして頂くようにし、意図的にその発言を挑発的なコメントを報道、記事化を促すようなしてもらう方針にしました。例えば、前述の共同プロデューサー笠原氏が昨年携わった石原真理子氏原作の「ふぞろいの秘密」の映画について記者より鋭い質問をされました。これはある程度想定していた質問でしたので、決して問題発言とはとられない範囲に配慮しつつ、挑発的にしました。大沢氏はするどい質問にも挑戦的にしてもらいました。
また 「映画プロデューサー」 大沢樹生氏 として 「怪談・牡丹灯篭」の熱意 をお伝えするために雄弁なトークを、その結果、 映画製作の開始前より各媒体に「大沢樹生氏」の映画製作発表記事を露出することに成功しました。
このようにすでにネームバリューのある著名人や有名人を絡めた記者会見は、マスコミの狙いを想定し、ポイントをおさえた内容、ネタを提供することが必要です。
「怪談・牡丹灯篭」の映画製作記者会見が 成功した一番の要因は、芸能ニュース担当者をしっかり誘致できた点が挙げられます。特に大手通信社の記者たちへの働きかけを行うことで、通信社と提携するネットワーク媒体へいち早くニュースが配信されます。 また露出をさらに高めるために、特別鑑賞券プレゼント企画を実施。この映画は単館上映が決定していたこともあり、会見後の記事以外でのパブリシティを獲得することで結果的に映画上映の告知ができ、集客に大いにつながりました。また映画公開日以降には大手新聞社のニュースサイトで上映情報として紹介されました。
このように記者会見はたった 1 日だけのイベントにすぎませんが、効果的な報道露出へ導くことは、 PR 会社の手腕に大きく左右されます。 記者会見を成功させるためにはしっかりとしたメディア戦略とプランニングを行い、迅速な実行力を必要とします。報道関係者への対策をはじめ、適切な情報配信、メディアの性質をしっかりと熟知したコミュニケーションが必要になることをご理解いただければ幸いです。
MBC の提供する「記者会見 / プレスイベント企画運営サービス」では、メディア戦略のプロフェッショナルであるスタッフが、マスコミ記者の誘致から情報発信の対策、会場設定まで迅速に対応し、「成功する記者会見」をしっかりと実現いたします。 無料のご相談およびお見積もりを承っておりますので、どうぞお気軽にご連絡ください。